野球肘Q&A

1.症例2

患者様は来院時には小学5年生,靭帯由来の内側障害でした。
写真(↓)の右肘(患側)の矢印の先に、斜め(左上から右下にかけて)に黒い帯が確認できますでしょうか。肘関節の内側側副靱帯MCL(尺側側副靭帯UCL)です。
左肘の健側は、少し写りがよくありませんが、帯状にはなっておりません。

少年野球

黒く帯状に描出されているのは、肘の内側側副靱帯の腫脹(腫れている)を示しています。
断裂してはいませんので、腫脹が治まるまで局所の安静および加療となります。

内側型野球肘では、一般的に小中学生期には内側骨端核(内側上顆副核)・骨端線の損傷が多く、高校生以上では内側側副靱帯の損傷が多くなります。