野球肘Q&A

診断後、回復までの過ごし方についての質問

  • 最初に受診した医療機関では「1年間のノースローが必要」と説明を受け、その後別の医療機関を受診した際には「3ヶ月ノースロー」と言われました。期間の差があまりにも大きいのですがどちらが正しいのでしょうか。?
  • 投球動作によって症状が軽くなる場合であっても、少しでも肘に痛みなどの症状があれば、様子を見ることなく早めに来院してください。単に肘の内側が痛いからといって必ずしも野球肘とは限りません。予想以上に重度であったり、反対に軽度であったりする事もあります。(実際には保護者の方々が想像する以上の良くない状態になっているケースが大半です。)ご来院頂くか、野球肘に詳しい医療機関を受診して、十分にご相談下さい。
  • 野球肘と言われましたが投球復帰までどの位の期間が必要でしょうか?
  • 野球肘と言う言葉は総称であり、いくつかのタイプがあります。 また程度や回復・進行状態はそれぞれ異なりますので、一概には決まりません。 数週間の場合もありますが、数ヶ月に亘る場合もあります。
  • 野球肘と言われましたがバッティングは可能ですか?
  • 症状によっても異なりますが、ほとんどの場合バッティングは差支えない事が多いのですが受診時にご相談・ご確認下さい。
  • ドッチボールは可能ですか?
  • 野球の投動作とドッチボールの投動作は大きく異なります。よほど症状が強くなければ可能ですが、必ず担当医などにご確認下さい。
  • とび箱やマット運動は?
  • 肘を伸ばして体を支える動作はよくありません。器械体操の実施は避けた方が賢明ですが、受診時にご相談・ご確認下さい。
  • 受診先で野球肘と言われました。「安静にしていれば治ります」と説明を受けましたがそれだけで大丈夫でしょうか?
  • 成長期の場合、成長に伴って修復されますのでやはり「局所の安静」が最重要です。
    中期までであれば「自ら治ろうとするのを妨げない」事も大切なポイントになります。

    当院では野球肘などは何らかの原因があって発生するものだと考えています。 痛みをとる事だけではなく、その原因へもアプローチし、再発を防いでこそ本当の意味での「治癒」だと考えています。 その為にフォームチェックや改善プログラムの実施・正しいフォーム作りの為のコンディショニングトレーニング等(リハビリテーションとしてのコンディショニングなので、「正しいフォームを邪魔してしまう要素を減らす」内容になります)を行っております。
  • 野球肘は癖になりますか?
  • 野球肘の病態自体は治癒すれば、それ自体が習慣性(癖)になる事はありません。 但し、投球フォームなどに原因がある場合は、治癒後に受傷以前と同じ様に投球動作を行えば再発のリスクは高くなります。